総務省事業として日本海テレビ（鳥取市）が企画した鳥取の魅力を伝えるテレビ番組「玩転鳥取・星・童・行」が、香港の無料地上波テレビ局「ＶｉｕＴＶ」で放送されている。食育をテーマとし、香港のタレントや子役が「二十世紀梨」、「鳥取和牛」など地元特産食材の生産プロセスなどを４回に分けて紹介する。
出演者らが番組内容を紹介するイベントが30日、九龍・尖沙咀で行われ、日本海テレビの徳岡玲矢コンテンツＩＴ推進部部長が「香港の子どもは農業に触れる機会が少ない。日本の農産品は香港で人気が高いが、その背景や生産者の姿を知ってもらいたかった」と番組企画の狙いを説明した。番組では鳥取砂丘など豊かな自然を生かしたアクティビティなども紹介する。
第１回は27日に放送済み。第２回以降は11月３、10、17日の午後２時半～３時に放送する。日本海テレビでは来年１月ごろにダイジェスト番組を放送する予定だ。
テレビ番組の放送に合わせ、30日から11月12日まで、尖沙咀の日本料理店「稲庭養助」で、番組内で紹介されたカニやナシなどを使った期間限定の料理を提供している。
日本海テレビが企画し、香港で鳥取を紹介する番組を放送するのは今回が３回目。
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